劇団初の再演となったのは、座長・関智一がもっとも愛するこの作品。なぜ再演したのかは「やりたいこと、描きたいことができたから」にほかならない。脚本には改訂が行われ、新キャラクターを追加し、季節を公演時期とあわせた冬としている。その他、前回観たお客様にも存分に楽しんでもらえるよう、細部に渡り改訂が加えられ、作品としての完成度があがった。むろん役者の演技的にも…? ちなみにこの『電波ヒーロー』、原案は無論、座長・関智一。発想の元としては『私の愛したウルトラセブン』や『ウルトラマンを作った男たち』あたりだと推察される。