「現代の子供の狂気と、愛とは何かを問う（劇団公式パンフレット作品紹介より抜粋）」というのが作品のテーマ。いかにも脚本の須甲氏らしい、人間の深いところを突いた内容になっている。と言いつつ、作品的にはしっかりコメディなのがヘロQらしい。ちなみに小学生役の劇団員は半ズボンにランドセルという衣装で、当時20代前半にしてもかなりキツかったとか。

仕事にも子供にも愛情を持てず、やる気の無い日々を送る小学校教師良介。そんな彼の周りで起こる連続教師暴行事件。犯人は一体誰なのか？　またその目的は？

【原案】関智一
【脚本】須甲和彦
【演出】茂木孝史
【日時】1995年5月26日（金）〜28日（日）
【場所】下北沢　東演パラータ
【料金】前売：1,800円　当日：1,800円
【公演回数】全5回
【収客数】約500人
【CAST】
大山良介：菊地康平
山岸玲二：阪口大助
石原倫代：長沢美樹
小林俊雄：高橋陽一
坂本太郎：根本央紀
池上靖子：うえのみかこ
田島恵：大内千里
吉野あゆみ：中村貴子
小山田徹：関智一