座長・関智一、初の作・演出作品である本作は、ヒーローものにおけるいろいろなテーゼをひっくり返し、その世界へ現実に放りこまれたらどうなるか? どうするか? というのがテーマ。とにかく脚本が完成せず、日に日に座長がやつれていったという。じつは座長・関智一が、演劇における師匠(と仰ぐ)小野真一氏を越えたいがためがんばり続けたのだとか。ちなみに脚本が中々あがらなかったため、チラシは仮のものしか製作されていない。また公式パンフレットも芝居内容には触れず、ドリル=問題集=クイズというコトで、おもしろ一発ネタクイズで構成されている。面白そうなタイトルだけを、先にとりあえずつけとくのヤメましょうよ。