第三回公演にして自家脚本、自家演出によるオリジナル新作を完成。ナニを隠そう、作・演出の茂木孝史とは、関智一と菊地康平の共同ペンネームなのだそうだ。この公演より、劇場もキャパ200超の萬スタジオへ移し、チラシもカラー印刷にするなど、劇団としての体裁が整ってきている。芝居内容も、時代劇、ロボット、オカルト、アクションと、座長の趣味がイイ意味で全開になり、現在に続くヘロQのカラーが出始めている。ちなみにタイトルの元ネタは市川崑監督、長谷川一夫主演の大映映画『雪之丞変化』(1963)から。内容はいっさい関係ない。音感で選んでる。絶対。